書を楽しむ〜筆を選んで楽しもう〜

  • 2012.09.29 Saturday
  • 19:13


 ひと月に一度の「書を楽しむ」の講座。
 今までも、中国の少数民族が今も使っているという象形文字【トンパ文字】を書いたり、布に書いたり、複数人で合作の書を書いたりといろんな「書」を楽しんで来られました。

 今日は新たな世界、普段使っているのと違う、筆で書くという…。
どんな素材かというと、「竹」と「葦」です。


竹筆と葦筆を使って 竹筆というと一般的には細い竹を斜めにカットし、とがった部分に墨をつけて書くというもの。

 今日の竹筆は、茶道の茶せんのように竹の切り口に細かく縦に細かく細かく切り込みを入れ、たたいてしなやか(といっても堅いですが)にしたものです。筆先は竹の太さのままです。
葦筆も同様にたたいてザンバラになったものを筆のようにカットし筆先はすぼまっています。
 どちらとも使うときは少し水に浸して、緩めるとしなりが出て来ます。
 今回は竹筆と葦筆を2本持ち、筆先の高さを揃えて書かれました。


 普段使っているタヌキや馬の毛の筆とは一味違ったざらっとした思いもかけない線やかすれ、二つの筆先がダンスするように見せる軌跡など、いい意味での偶然の産物としての書が紙の上に現れました。

 先生の話によると、一休禅師にも竹筆で書かれた好い「書」があるとのこと。独立独歩でユニークな人柄であったとされる一休さんの竹筆の書、気になりますね。

 書きあがった作品を前にして、先生が講評。
 きっちりと計算して書く「書」でありながら、紙のうねりや水分によるにじみなどによる計算では出せない表情が出るのが「書」の面白いところです、と力強く語ってくださっていました。 

 
                      (小柳 記)


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