12月ご案内用スケッチ
- 2012.12.21 Friday
- 12:49
すっかり忘れていた12月分と1月のスケッチを今回一緒にアップしたい
と思います。
12月は南座の顔見世・役者の名前を勘亭流で書いた「まねき」看板を
主役に描いてみました。
構図は左、人や車で見えなくなっている地面用に右の写真も使います。
はじめに屋根、看板の幅、道路
など、基準になるような線を描い
て全体のバランスを決めます。
建物をメインで描くときは、端から
ではなく全体に同時進行で進める
ようにすると、パースの狂いが少
なくなります。
縦横の比率を考えて、建物の幅を
きめます。
この段階くらいで建物のゆがみ、
比率の違いなどの狂いを修正
しておくことが大事です。
窓やまねきなど細かいところの
鉛筆描きはざっくり終わらせ、
ペン描きに入ります。
ペン描きは手前から。
鉛筆描きで狂いはなくなったと
信じて、写真をよく見ながら細
かく描きこんでいきます。
ペン描き完成☆
ごちゃごちゃするので、人はだいぶ減らしました。
人間を入れると風景のスケール感が出るので、積極的に描くように
しています。
絵のポイントとなる鮮やかな
色から塗っていきます。
提灯の「大入」の字はペンで
描かず、白抜きした方が雰囲
気が出ます。
最初に塗った色が映えるように、
他の色はバランスを見ながら抑
え気味にすることを心掛けます。
道路の白線も白抜きにしました。
影の色を入れると全体に引き
締まります。
空、看板、人を描いて完成です☆☆
黒字を描いたことで看板と背景の差がなくなってしまったことが
心残りですが。。。
さぁ、気を取り直して次は1月のご案内用スケッチです!
(田中 記)
と思います。
12月は南座の顔見世・役者の名前を勘亭流で書いた「まねき」看板を
主役に描いてみました。
構図は左、人や車で見えなくなっている地面用に右の写真も使います。
はじめに屋根、看板の幅、道路
など、基準になるような線を描い
て全体のバランスを決めます。
建物をメインで描くときは、端から
ではなく全体に同時進行で進める
ようにすると、パースの狂いが少
なくなります。
縦横の比率を考えて、建物の幅を
きめます。
この段階くらいで建物のゆがみ、
比率の違いなどの狂いを修正
しておくことが大事です。
窓やまねきなど細かいところの
鉛筆描きはざっくり終わらせ、
ペン描きに入ります。
ペン描きは手前から。
鉛筆描きで狂いはなくなったと
信じて、写真をよく見ながら細
かく描きこんでいきます。
ペン描き完成☆
ごちゃごちゃするので、人はだいぶ減らしました。
人間を入れると風景のスケール感が出るので、積極的に描くように
しています。
絵のポイントとなる鮮やかな
色から塗っていきます。
提灯の「大入」の字はペンで
描かず、白抜きした方が雰囲
気が出ます。
最初に塗った色が映えるように、
他の色はバランスを見ながら抑
え気味にすることを心掛けます。
道路の白線も白抜きにしました。
影の色を入れると全体に引き
締まります。
空、看板、人を描いて完成です☆☆
黒字を描いたことで看板と背景の差がなくなってしまったことが
心残りですが。。。
さぁ、気を取り直して次は1月のご案内用スケッチです!
(田中 記)
こんなに細かくよく描けるものだと感心してしまいました。