散歩気分でハイキング・長谷寺周辺 編

  • 2013.05.02 Thursday
  • 20:40

  
今年のGWは思いの他寒い毎日ですが、
晴れたお天気の日は、やっぱり戸外で過ごしたくなりますね。

4月29日(日)、ありがたいことにぽかぽか陽気に恵まれ、
長谷寺周辺を散歩気分でハイキングしてきました。

おみやげ一番乗り近鉄長谷寺駅で下車、賑わう参道を歩き始めます。
あれれ、早い!お土産購入一番乗りは中林さん。
山菜や椎茸、お餅に
そうめんと地元特産物を売るお店が狭い旧街道に並んでいて、なかなか前に進みません。
こういうのがお出かけの醍醐味。



長谷寺を横目にまず初瀬(はせ)ダムまでの登り道を歩きます。
こいのぼりの季節


山と山の間の狭いこの
初瀬地域は万葉の頃から「隠国(こもりく)の泊瀬(はつせ)小国」と歌われ
隠れ里として愛されてきたといいいます。

「泊瀬」が「長谷」となり、
そして現在では「初瀬」と
表記には変遷がありますが、長い年月、大切に守られてきた土地であることが伝わってきます。









                                                 

お弁当タイム
 
初瀬ダムに着いたら早速、お楽しみのお弁当タイムです。
荷物も軽くなるし、何より元気が出ます。
(お酒もちょっぴり登場)


昼食後はダムから長谷寺への道はおしゃべりしながらのんびりとした下り道です。
 日中気温が上がったので、行きに見た時は少しだった藤の花がさらに咲いたようで、山々に淡い紫色が広がっていました。


長谷寺へもいきました 
長谷寺はちょうど牡丹の季節で参詣の人でいっぱいです。
なかなかの上り下り道を経ての到着でホッとした表情を皆さんされていますね。


長〜階段状の回廊 

長谷寺境内も実は上り下りがあるのですが、こんな階段状の回廊が本堂まで続いていて、そこから左右に広がる牡丹やシャクナゲ、そして塔頭などが見られ、景色に飽きというものがありません。


つづら折りの階段を上がると本堂です。
清水寺のような舞台から初瀬の町を望むと、変わらず脈々と続いている何かが確かにそこに感じられます。







新緑が写る本堂


たくさんの参拝、そして行の人の足で磨かれた本堂の床には新緑が映り込んでいました。

長谷寺からは朝と同じ参道を通り長谷寺参りの人たちの疲れを癒し続けたという温泉に入って帰路につきました。

コースを当初の計画よりも短くしたのですが、思ったよりあった勾配にちょっと疲れた方もおられたかもしれませんが、新緑の休日を満喫したハイキングとなりました。

過去2年間に渡り、矢田丘陵、山の辺の道、大和三山(耳成山は未踏破)、そしてこの長谷寺を含む初瀬丘陵地域と奈良の小さな山々を歩いてきましたが、どの山も穏やかで気持ちの良いコースでした。
何よりも、どの道にも古(いにしえ)の営みが手に取るように感じる風景が広がっていて、歩くだけでなく、お気に入りの道が一つ一つ増えたのではないでしょうか。
夏の暑い時期はお休みしますが、秋もまだまだ奈良の道を散歩気分で歩きたいと思います。
ご一緒に歩きませんか?

               (小柳 記)

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